中国ドラマ
- manten8615
- 10月12日
- 読了時間: 3分
最近、中国ドラマを何本か見ました。皆さんは見たことがありますか?
YouTubeで知って、DramaBoxで私が見たドラマは、『辰年!故郷への華麗なる帰還』『化龍』『男五十歳』『薔薇のようなスピード婚』『無双』などです。全てのドラマには、共通のストーリー展開があります。それは、以下のようにまとめられます:
☆ 権力と財力を持つ男/女が主人公。
☆ 主人公は、5年間結婚相手に身分を隠し普通の人として生活する。
☆ 陰で結婚相手と家族をサポートし、成功させる。
☆ 成功した結婚相手と家族は傲慢になり、主人公をダメ人間と烙印を押し追い出す。
☆ 主人公は、真実を語り始めるが誰も彼/彼女を信用しない。
☆ 周りのほとんどの人は、主人公を信用せず、罵声を浴びせる。
☆ 唯一主人公を信じる異性が現れ、再婚する。
☆ 最後に大きなパーティーがあり、全ての人の前で、身分を明かす。
☆ 罵倒して来た人たちは破産宣告され、泣き崩れる。
☆ 本当に信頼できるパートナーを見つけた主人公は本当の幸せを掴む。
これが全てのドラマに共通のストーリー展開です。展開は、ちょっと『水戸黄門』に似てます。登場人物の98%は、あまりにも主人公を信用せず、必要以上に学歴、職業、家柄、財力について、主人公を馬鹿にし、こき下ろします。こんな極端なことは、どこの国でも実際は起きないでしょう。がしかし、見方を変えると、これは私たち日本人が直面している現実のメタファーに他ならないと感じます。
私たちは日頃、中国ドラマの登場人物たち同様に『権威』から来る『偏見や思い込み』、『常識』という多くの『偏見や思い込み』によって、認知が支配されています。多くは、この『常識』を信じて疑いません。
『受験には、「対策」が必要だ』『ハイレベルな進学高校へ行った方が成功できる』『英語には、文法学習が最重要だ』『数学や英語はセンスだ』『世の中には、頭が良い人と悪い人がいる』『頭が悪い人は成績が悪い』『IQは不変だ』『大学は、4年間の夏休みだ』『天才はやらなくてもできる』これ等は、教育に関する『常識』としての偏見や思い込みですが、他にも『健康問題』『食料問題』『エネルギー問題』『国防問題』『歴史問題』『外交問題』等々、様々な『常識』が存在します。この点から客観的に中国ドラマを見ると非常に面白い。『な〜んだ、私たち日本人もこの中国ドラマと同じ『常識』と言うトラップにハマって、真実が見えなくなっているな』と実感します。
大切な事は、目の前の事実を『偏見や思い込み』を排除してありのままの状態で直視し、その対策をし、行動を起こすことであり、現在の『常識』を打ち破ることです。これによって、自己のエフィカシーとコンフォートゾーンを上げる事ができます。生徒の皆さんも、天動説と言う『常識』を信じていた昔のヨーロッパ人のように、現実から逸脱した『常識』を信仰して、権威を信じ、疑う事を知らず、目の前の現実を直視しなければ、理にかなった行動による成果を得る事ができません。大きな流れに流されないようにして下さい‼️
もし、中国ドラマを見たら、皆さんのコメントをお聞かせ下さい。



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